UDコミュニティセミナー2022in奄美「高齢者の住み慣れた環境を変えない暮らし方を考える」開催を終えて

9月10日にUDコミュニティセミナー2022in奄美を開催しました。

一般社団法人UD総合研究ネットワークを立ち上げて2か月と少しでイベントが無事に開催できたのは奄美のみなさんのご協力があったからこそです。

会場には奄美本土のあちらこちらから190名の方々が足を運んでいただき、オンラインは26名の参加者を得ることができました。

行政からの移住・定住と高齢者施策と高齢者や障害者介護の現場からの現状と課題、建築士と研究者からの住み慣れた環境を変えない住環境のデザインについてと多岐にわたる内容で構成されたセミナーでした。多様な方々の意見が飛び交うセミナーはまさにユニバーサルデザイン(UD)が目指すものです。

参加者からの「自分が住む町の行政さんからの報告を聞いて安心した。」の感想を聞くと、主催者側としてはセミナーの意義があったとホッとしています。

実行委員として尽力していただいた20名の皆様とセミナー当日スタッフとして参加いただいたみなさん、そしてご登壇いただいたみなさんには心より感謝申し上げます。

 セミナーでは奄美らしさを演出するために、登壇者で奄美民謡唄者の前山真吾さんにオープニングの島唄と会の締めの六調をお願いしました。奄美では会の最後は島唄と踊りの六調で閉めるのだそうです。今回も前山さんの島唄と三線と、永井しずのさんの太鼓に合わせて会場の参加者と登壇者やスタッフが一緒になり踊りました。

 唄者の前山さんと永井さんには私たち主催者側の無茶ぶりにもご快諾いただき、セミナーを盛り上げていただきましたこと、厚くお礼申し上げます。

 セミナーの様子は後日ホームページで動画をアップしますのでお楽しみに。

大佐古 和代(おおさこ かずよ)